2017年4月26日 英語の自分、日本語の自分 元セクシーチョコレートでタレントのREINAがゲスト回のバイリンガルニュースで、言語による人格の変化の話題が出ていた。 私にとってはすごくタイムリーな話題だった。 最近英語で話す機会がすごく増えた。 映画や海外ドラマ、そして最近どはまりしているバイリンガルニュースや、時々勉強しているForestやDuolingo等々、英語に触れている時間は比較的多いため英語のノリは掴んでいるからか「どこか留学でもしたの?」と聞かれるほどには話せるけど、ディープな会話になると単語が出てこなくてiphoneやGoogle、Weblioに助けてもらいつつ頑張って話している。 英語を話すのはとても楽しいし、もっとしゃべれるようになりたいと思っているからまったく苦ではないし、 これまで海外を旅したときにいろんな人に助けてもらったことがたくさんあったから、日本にわざわざ来てくれた人に一時的でも楽しい時間を過ごしてほしいなという思いもある。 「日本に来たら日本語で話す努力をしろ」とかいう人もいるけど、私はそんなことどうでもよくって、 むしろ英語でしゃべりかけられてるのに日本語で返す人の多さに、3年後のオリンピック大丈夫?って思っている。 切符が買えない外国人に対して、駅員が表情を変えず日本語で返している光景を見たときにはさすがにひいた。 英語で話せば、普段出せないくらい明るくわいわいできたり、ちょっと洒落っ気出せたり、気軽にジョークを言えたりするのに、日本語に戻った途端なに話せばいいかわからなくなったりするときがある。 不思議。 英語で話すときはとにかく話すことに夢中で脳みそ使いまくってるからなのか。 それとも日本語は敬語とか、ニュアンスに気を遣っているからなのか。 最近は英語での人格の自分のほうが好きだなと思っていて、だったら日本後ver.の自分も英語版にアップデートさせればいいんじゃないかと思って少しずつ試してみているんだけど、どうもうまくいかない。 頑張らなくてもしゃべれるくらいの英語力を身につけたら、どんな人格になるんだろう。 CIA、FBIに内定、ハーバード大学院卒、クリントン事務所でインターン、ロイター通信で勤務等々、同い年でものすごい経歴を持ったREINAを、存在は知りつつも漫才もトークもほとんど見たことがなかったんだけど、バイリンガルニュースで一気に好きになった! 声が色気があって癒されたし、すごくはっきり自分の考え方を持っていて、でもそれを押し付けている感じも全然なくて。 ブログが日本語、英語で書かれていて勉強になるので興味ある方はぜひ〜 REINA Official Blog by ... 0 comments
2017年4月3日 『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』 3月25日に公開した 『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』 ※以下ネタバレあり 監督:マイウェン(元女優でリュック・ベッソンの元妻!) 第68回カンヌ国際映画祭女優賞受賞。『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』から30年、 大人になったすべての女性たちに贈る――運命の再会を果たし、激しい恋に落ちた男と女の10年間の物語 『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』 雪山から物語は始まる。弁護士のトニー(エマニュエル・ベルコ)がスキーで怪我をし、そのリハビリの過程の中で10年前を振り返る。 弟(ルイ・ガレル)カップルと共に訪れたクラブで、かつて憧れを抱いていたジョルジオ(ヴァンサン・カッセル)と再会。二人はすぐに恋に落ちる。プレイボーイのジョルジオにトニーは不安を抱くが、トニーはジョルジオの不安を取り除くように全身で愛を伝える。「君の子供が欲しい」というジョルジオ。トニーは男児を妊娠し、二人はささやかな結婚式を挙げ幸福に包まれる。しかしそんな幸福な日々は長くは続かなかった。メンヘラの元カノのもとへ通ったり、勝手に自分用に近くのマンションを借りたり、浮気をしたり、悪気もないジョルジオにトニーは次第に疲弊し、怒りが爆発する。自殺未遂にまで至った彼女はジョルジオとの別れを決意するが、彼は逆上し脅迫までする。別れても別れても、苦しみ悶えながら二人は何度も引き寄せ合う。 傷を癒しながら激動の10年間を振り返るトニー。 思い出しながらあらすじを書いたので、順序間違っててもご勘弁を! 『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』 とにかくダメ男なジョルジオ。 それは登場シーンからすでにプンプン匂ってるんだけど、それでも抗えない魅力、色気があって、これはもう破滅しても好きになるしかない……!と思うくらいのいい男。 イケメン、金持ち、高身長、料理上手、、ととにかく全部兼ねそろえてます。 トニーも彼がモテるのはわかるから心配になったり、若くもなくそれほど美人でもない自分と彼の周りの女性を比べてしまったりするけど、彼はすぐにオフィシャルに彼女を人に紹介したり、「君は他の女とはちがう」と言ってくれたり…...次第に彼の誠実な愛を信じるトニー。 わかるよ、、、信じちゃうよね、こんな行動してくれたらさ。 弟のソラルは初めから、調子の良いジョルジオを好きになれなくてストッパーの役目を果たしてるんだけど、こんなシチュエーションのときだいたいその予見をしてくれるのは身近にいる男友達だったりすることが多い気がします。 彼女が始めは彼に強く言えずどんどん蓄積してって爆発しちゃったり、限界をこえて薬にどっぷりはまってしまったり、自殺未遂したり、裏切られたり、恫喝されたり、、、 印象的だったのが、トニーの目がまるで怪物でも見ているかのように、ジョルジオを見つめるシーン。 「……このひとなに言ってるの?」って自分の範疇をはるかに超える言動をしてくるとき、相手がまるで異世界のもののように見える瞬間を経験したことがあるので、共感とともにその演出に惹きつけられた。 そんな目に遭ってまで、愛する小さな息子までいるのに、なぜ彼女はドラッグ中毒の彼を断ち切ることができないのか。 バカじゃないの?と思う人もたくさんいるでしょう。 ふたりは、ふたりの形、方法で運命共同体として結び合っていて、周囲からは異常に見えてもその渦中にいた頃のふたりは、ある意味で幸せだったんだろうなと私は思う。健康的ではないけれど。離れても求め合い、傷つけあい、それでも惹きつけあう。 彼女たちはあの後どうなるんだろう。最後にはふたりはまた一緒になるんじゃないかと、私は想像した。 タイトルの"Mon ... 0 comments