思ってもみなかった、報せがあった。
きっとその人が想像しているより、わたしはかなしくなって
でもそれが想像している以上に、なんてわからない。
わたしがかなしいときに、もしかしたらだれかが
自分が思っている以上にそう感じているのかもしれない。
でもそんなことは一生をかけてもわからない。
だからできるだけ言葉で伝えようと思うけど
言葉は氷の上を滑っていくみたいに、頭上に流れていく。
1ヶ月くらい、いっしょに暮らした薄墨色の女の子。
またどこかで会えるといいね。
おわり。